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【1MORE ComfoBuds Proレビュー】ANC付きで外音取込が優秀な完全ワイヤレスイヤホン

以前から気になっていた1MOREの完全ワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Pro」。

 

1万円でANC・外音取り込みを実装し、専用アプリにも対応。

さらにカナル型イヤホンではトップクラスの大きさの13.4mmドライバーを搭載しています。

 

そんな期待どころ満載なハイスペックに惹かれて購入したのでレビューします。

 

スゴいところ

・iPhoneと相性が良いAACコーデック

大口径13.4mmドライバーで音質がとても良い

ANC、外音取込機能が優秀

惜しいところ

専用アプリに依存している

モード変更のアナウンスがない

ケンノスケ
1MORE ComfoBuds Proが気になる方はぜひ参考にしてみてください!

≫ 【2021年最新】iPhoneと好相性な1万円以下のワイヤレスイヤホン!厳選10機

1MORE ComfoBuds Proの「基本スペック」

1MORE ComfoBuds Proのスペック
発売日 2021年3月28日
装着タイプ カナル型
価格 10,990円
カラー ■、
コーデック SBC、AAC
Bluetoothバージョン 5.0
重量 5.2/41g
再生時間 通常:8/28h
ANC:6/20h
充電端子 USB TypeC
防水性能 IPX4
操作タイプ タッチセンサー
ドライバーユニット 13.4mmダイナミック型
ワイヤレス充電
ANC ⭕️
外音取込 ⭕️
片耳使用 ⭕️
専用アプリ ⭕️

1MORE ComfoBuds Proを「画像でチェック」

1MORE ComfoBuds Proの雰囲気が伝わるようにたくさん画像を載せています。

チェックしてみてください。

▼パッケージ▼

▼オープン▼

箱は安っぽくなくていい感じ。フタには磁石が埋め込まれていて、閉めるときはパチっと止まります。

▼同梱物▼

  • イヤホン
  • 充電ケース
  • イヤーピース(4サイズ)
  • 充電ケーブル(TypeC)
  • 収納ポーチ
  • 説明書(日本語対応)
  • ロゴステッカー

イヤーピースは本体付属のモノも合わせて4サイズ。

収納ポーチが付いているのは嬉しいポイントです。

▼充電ケース上から▼
▼充電ケース底面▼

充電ケースの材質はプラスチック。

表面がマットなので指紋が全く目立ちません。

天面にはブランドロゴ、底面には技適マークをはじめとした規格類が記載されています。

▼充電ケース正面▼
▼充電ケース背面▼

ケース正面には充電状況を知らせてくれるLEDインジケータが配置され、背面にUSB TypeCの差込口があります。

▼充電ケース左面▼
▼充電ケース右面▼

ケース側面は左右ともに特に何もありません。

▼イヤホン正面▼
▼イヤホン背面▼

イヤホン本体もシンプルかつスタイリッシュなデザインはとても美しく、所有欲が満たされます。

 

正面にはマイクが1機付いていて、操作はスティック部分をタップ。

背面には着脱検知センサーと充電端子があります。

イヤーピースは半透明ホワイトのシリコン製でとても柔らかいです。

▼イヤホン上から▼
▼イヤホン下から▼

下から見るとスティックの先端と根元に1機ずつマイクがあり、左右合わせて6機搭載しています。

▼LEDインジケーター点灯時(青)▼
▼LEDインジケーター点灯時(赤)▼

スティックの先端にLEDインジケーターが組み込まれていて、かなり光ります。

  • 電源ON/OFF:青く点灯
  • 充電時:赤く点灯
  • ペアリング時:赤青交互に点滅
使用中は光らないので悪目立ちはしません。

▼イヤホンの重量(片耳)▼

▼充電ケースのみの重量▼

▼イヤホン+充電ケース重量▼

重さは標準的。

サイズ的にも持ち運びやすい仕様となっています。

1MORE ComfoBuds Proの「使用感レビュー」

  1. 装着感に付いて
  2. 操作性について
  3. 音質について
  4. アクティブノイズキャンセリングについて
  5. 外音取り込みについて
  6. 専用アプリについて

装着感について

1MORE ComfoBuds Proの装着感はとても良く、安定しています。

 

付属のイヤーチップが大きくて柔らかいので、耳の穴いっぱいにフィット。

何か柔らかいものを耳に詰めている感覚で、長時間使っていても痛くなりません。

 

さらに耳をしっかり塞いでくれるので遮音性もかなりのもの。

これにANCを合わせるとマジで音楽の世界に没入できます。

 

1MORE ComfoBuds Proの装着感はとても良いです。

操作性について

操作性に関しては少し惜しいところがあります。

 

それは…、できる操作が限られていること。

1MORE ComfoBuds Proの操作一覧(デフォルト)
L R
音楽操作
2回タップ
(カスタマイズ可能)
再生/停止 再生/停止
3回タップ
(カスタマイズ可能)
音声アシスタント起動 音声アシスタント起動
長押し モード切り替え モード切り替え
通話操作
2回タップ 応答/終了 応答/終了

 

というのも、誤操作防止のために1回タップの操作に対応していないんです。

なので左右2回、3回タップと長押し操作のみになります。

 

ただ、2回タップと3回タップ操作は専用アプリで変更できるのでそこは救いです。

2回タップと3回タップの操作に以下の中から好みの操作を割り当てれます。

・再生/停止(LR:再生/停止)

・音声アシスタント起動(LR:音声アシスタント起動)

・音量調整(L:音量を下げる/R:音量を上げる)

・曲スキップ(L:曲戻し/R:曲送り)

※左右でセットになっています。

 

操作を好みに選べるのは良いけど、できれば1回タップにも対応していて欲しかったところですね。

 

なお、タッチセンサーの感度はとても良くて、複数タップでも間違って認識することはほぼありません。

 

ケンノスケ

ちなみに僕は、着脱検出機能で再生/停止はできるので、

・2回タップ:音量調整
・3回タップ:曲スキップ

を設定しています!

これなら特に不満はありません!

音質について

1MORE ComfoBuds Proの音はバランスが取れていてとても聴きやすく、間違いなく高音質イヤホンの部類に入ると言えます。

 

カナル型イヤホンでは最大クラスの13.4mm径ダイナミックドライバーなだけあって、そのサウンドはまさに『豊か』という言葉がピッタリ。

特に中高音域がとても綺麗で、ボーカルの存在感が圧倒的です。

 

一方で低音はやや控えめ。

曲によっては物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、低音好きの僕でも十分気持ちよく感じるレベルです。

 

とにかくバランスが良いのでどんなジャンルの曲でも聴きやすく、1万円でこの音なら十分満足できるはずです。

アクティブノイズキャンセリングについて

1MORE ComfoBuds Proのアクティブノイズキャンセリングはなかなか良いです。

公表しているノイキャン精度は最高クラスの-40dB。

スペック通りなかなかの威力を発揮してくれます。

 

とはいえ、ノイキャンの性質上やはり低音に強く高音に弱いというのはComfoBuds Proも同じ。

室外機や車のエンジン音(ブォーン)などの低音はしっかりと消してくれますが、走る車のタイヤの摩擦音(シャー)や鳥の鳴き声(チュンチュン)などの高音はどうしても残ってしまいます。

 

なお、「5段階のノイズキャンセリング機能」とありますが、厳密には3段階です。

  1. OFF(通常モード)
  2. 強(ANC強)
  3. Mild(ANC弱)
  4. Pass-through(外音取り込み)
  5. WNR(風ノイズ低減)

そして、イヤホン操作で切り替えれるのは3つのうちのアプリで設定した1つのみ。

全モードをイヤホン操作のみで切り替えれないのはちょっと惜しいところです。

 

外音取り込み機能について

1MORE ComfoBuds Proは外音取り込み機能がかなり優秀。

音楽を再生しながらでもマイクで相手の声を拾ってくれるので、なんとか会話できるレベルです。

 

1つ残念なのは、外音取り込みモードへの切り替えはアプリからでしかできないこと。

イヤホンの操作で即座に切り替えれないのは少し不便に思います。

 

外音取り込みモードを使用する場合はアプリ必須です。

専用アプリについて

1MORE ComfoBuds Proの専用アプリ「1MORE MUSIC」でできることは以下の4つ。

  1. バッテリー残量の確認
  2. ANCモードの切替
  3. 着脱検知機能の設定
  4. 操作のカスタマイズ

1.バッテリー残量の確認

イヤホンとケースそれぞれのバッテリー残量がわかります。

イヤホンは左右個別で確認できるので、片耳でよく使う方には結構便利ですね。

2.ANCモードの切替

5つのモードからワンタッチで切り替えれます。

  1. OFF(通常モード)
  2. 強(ANC強)
  3. Mild(ANC弱)
  4. Pass-through(外音取り込み)
  5. WNR(風ノイズ低減)

イヤホン操作に割り当てていないモードと外音取り込みモードはここで切り替えれます。

なお、イヤホンを充電ケースに納めると通常モードに戻ります。

3.着脱検知機能の設定

着脱検知機能を3つの中から選択します。

  1. Auto-Pause Only:耳から外すと停止
  2. Auto-Pause&Play:耳から外すと停止/着けると再生
  3. No Smart Playback:着脱検知オフ

着脱検知が必要なければオフにできるので便利。

4.操作のカスタマイズ

以下の3つの操作の内容をカスタマイズできます。

  1. Touch and hold(長押し)
  2. Double-tap(2回タップ)
  3. Tap 3 Times(3回タップ)

長押し操作はANCモードのオン/オフ。

オンの時のANCモードの強さを設定します。

 

2回タップ・3回タップには音声操作を割り当てます。

・再生/停止(LR:再生/停止)

・音声アシスタント起動(LR:音声アシスタント起動)

・音量調整(L:音量を下げる/R:音量を上げる)

・曲スキップ(L:曲戻し/R:曲送り)

※左右でセットになっています。

 

以上が1MORE MUSICでできること。

自分好みにいじったら意外と愛着が湧いていいですよ。

 

ケンノスケ

ただ欲を言えばイコライザー機能もあればなぁとは思っちゃいます!

1MORE ComfoBuds Proレビュー「まとめ」

というわけで、1MOREのComfoBuds Proをレビューしました。

いくつか惜しいところはありますが、専用アプリと併用すれば使いやすい良機へと生まれ変わります。

価格を考えるとComfoBudsはかなりコスパの良いバランスのとれた完全ワイヤレスイヤホンですよ。

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