EarFun Free Proは6,000円ほどで「アクティブノイズキャンセリング」「外音取り込み」「低遅延モード」など多彩な機能を搭載している完全ワイヤレスイヤホンです。
僕は、EarFun Free Proを2021年の元旦に購入しました!
ワイヤレスイヤホンは5台所有していますが、使いやすいのでメインとして使っています!
所有ワイヤレスイヤホン
・EarFun Free Pro
・EarFun Air Pro
・SONY WI-C310
・SOUNDPEATS SONIC
・Anker soundcore Life P2
・NOBEL FALCON
・SENNHEISER CX 400BT
✔︎ イヤホン・ケースがコンパクトで軽い
✔︎ デザインは機能的でかっこいい
✔︎ 着け心地・安定感はバツグン
✔︎ 操作性は感度良し、覚えれば簡単
✔︎ 前曲へのスキップが出来ない
✔︎ アクティブノイズキャンセリングはそこそこの効果
✔︎ 外音取り込みは使えるレベル
✔︎ 音質はバランス良好で聴きやすい
✔︎ バッテリー持ちは十分
✔︎ iPhoneと相性がいい(AACコーデック対応)
✔︎ Bluetooth5.0の端末と接続OK
✔︎ 軽い水洗いなら大丈夫(IPX5)
✔︎ 低遅延モードは微々たる変化
そして、EarFun Free Proの総評は▼
コスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンです!
「低価格 & 防水対応」というだけで、圧倒的な安心感。
良い意味で雑に扱えます。
さらに、「コンパクトで軽いボディ & 安定性バツグンの装着感」で耳が疲れません。
普段使いに必要な条件をしっかりと満たしてくれます。
その上、「ANC・外音取り込み」が付いて6,000円代というお手頃価格。
普通にオススメです。
この記事では、EarFun Free Proの気になりがちな部分を中心に解説しています。
・EarFun Free Proってどうなの?
・ANC対応の完全ワイヤレスイヤホンが6000円って大丈夫?
・そもそもEarFunって何?
・iPhoneとの相性は?
・Bluetooth5.2ってどういうこと?
などなど!
EarFun Free Proの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
≫上位機種【EarFun Air Pro 】のレビュー記事はこちら
コスパの高いワイヤレスイヤホンメーカーとして好評のEarFunより、ほぼ同時期に発売された『EarFun Free Pro 』と『 EarFun Air Pro』。 どちらも10,000円以下でありながらアクティブ[…]
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EarFun(イヤーファン)とは?
EarFunはメーカー名で、正式には「EarFunテクノロジー株式会社」と言います。
2018年に、次世代のワイヤレスオーディオ機器を製造するべく、工業デザイナー・音響エンジニア・音楽愛好家など、その道のプロが集結して設立されました。
言わば、新鋭完全ワイヤレスイヤホン専門メーカーです。
そして、過去の製品は「iFデザインアワード」や「CES2020年イノベーションアワード」といった賞を受賞し、数々のメディアから高い評価を受けています。
※画像元:EarFun公式サイト
EarFun製品はどれもデザインが良くて、コスパも良いモノばかり!
今注目されているメーカーの1つです!
EarFun Free Pro【基本情報と解説】
まずはEarFun Free Proの基本情報をまとめました。
商品名 | EarFun Free Pro |
---|---|
カラー | 1色 (■ブラック) |
サイズ | ケース:66.5㎜×25㎜×31㎜ |
重量 | イヤホン1個:約4.5g ケース収納時:約41g |
ドライバーユニット | 6.1㎜径ダイナミックドライバー |
連続再生時間 | ノーマルモード:約7時間(イヤホン)/約32時間(ケース込) ANCモード:約6時間(イヤホン)/約27時間(ケース込) |
充電時間 | イヤホン:約1.5時間 ケース:約2時間 ※急速充電:10分の充電で120分再生可能 |
充電用ポート | USB Type-C |
Bluetooth規格 | Ver.5.2 |
最大通信距離 | 約15m |
対応コーデック | SBC・AAC |
アクティブノイズキャンセリング | 対応 |
防水性能 | IPX5 |
その他機能 | ・外音取り込み機能 ・低遅延モード ・ワイヤレス充電対応 |
付属品 | ・USB Type-Cケーブル ・イヤーピース(XS,S,M,L) ・イヤーフィン(S,M,L) ・取扱説明書 ・リファレンスガイド |
では、簡単に解説していきます。
ドライバーユニットは標準的
EarFun Free Proが採用している「6.1㎜径ダイナミックドライバー」は、標準的なドライバーです。
ドライバーユニットには大きく分けて3種類あります。
・バランスド・アーマチュア(BA)型
・ハイブリット型
その中でもダイナミック型は、もっとも多く出回っているドライバー方式です。
特徴としては、音の幅が広く低音が得意。
ドライバー径が大きいほどパワフルなサウンドになります。
サイズ的に6㎜径は小さい方で、10,000円以下(特に5,000円以下)の価格帯のイヤホンによく使われています。
逆に、ハイスペックや音質重視のイヤホンだと、ドライバー径が大きい「ダイナミック型」や「BA型」、複数のドライバーを搭載している「ハイブリット型」などが多くみられます。
もちろんサイズだけで決まるわけではないですが、おおよそ標準的なドライバーユニットという印象です。
決して音質が悪いということではありません!
今後のイヤホン選びの参考にしてみてください!
EarFun Free Proの音質に関しては後述しています!
Bluetooth5.0でも接続OK
EarFun Free ProはBluetoothの最新バージョンである「5.2」に対応しています。
となると、Bluetooth5.0の端末と接続できるのか気になるところ。
でも大丈夫。
「Bluetooth5.0」と「Bluetooth5.2」は互換性があるので接続できます。
全く問題ありません。
ただし、古い端末だと接続できないモノもあります。
下記はBluetoothの互換性について簡単にまとめたものです▼
・Bluetooth1.0〜3.0 と Bluetooth1.0〜3.0 は 接続可能 ⭕️
・Bluetooth1.0〜3.0 と Bluetooth4.0〜5.2 は 接続不可能 ❌
EarFun Free ProはBluetooth4.0以降の端末であれば接続できます。
例えば、iPhoneで言うと「iPhone4s」以降のモデルなら大丈夫。
逆に「iPhone4」以前のモデルだと接続できません。
iPhoneと相性がいい「AAC」コーデック
EarFun Free Proは「iPhone」と相性がいいです。
なぜなら、コーデック「AAC」に対応しているからです。
Bluetoothで音を転送する際の音声圧縮形式のことで、遅延や音質に影響します。
よく「iPhoneと相性が良い」とか「Androidと相性が良い」というのはコーデックのことを指しています。
コーデック | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
SBC | ほぼ全てのワイヤレス製品が対応しているスタンダードなコーデック | 遅延を感じる 音質は普通 |
AAC | iPhoneで主に対応しているコーデック | SBCよりも遅延が少なく高音質 |
aptX | Androidで主に対応しているコーデック | SBC・AACよりも遅延が少なく高音質 |
※さらに上位のコーデックもありますがここでは割愛します。
防水IPX5は流水で洗えるレベル

・流水で洗っても大丈夫
等級 | 内容 | 種類 | 解説 |
---|---|---|---|
IPX0 | 保護されていない | 防水としては期待できないレベル | |
IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない。 | 防滴1形 | |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。 | 防滴2形 | |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。 | 防雨形 | 小雨・ちょっと濡れるくらいなら大丈夫なレベル |
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない。 | 防沫形 | 雨の日・濡れた手で触わっても大丈夫なレベル |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない。 | 防噴流形 | 大雨・流水で洗えるレベル |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない。 | 耐水形 | 滝行・流水で洗えるレベル |
IPX7 | 一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に侵入しない。 | 防浸形 | 多少なら水中で使えるレベル |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない。 | 水中形 | 水中で使えるレベル |
EarFun Free Pro【実機チェック】
では実機を見ていきましょう。
中身はこんな感じ▼
・ケース
・USB-TypeCケーブル
・イヤーピース(XS、S、M、L)
・イヤーフック(S、M、L)
・取り扱い説明書
・リファレンスガイド
ではケースから見ていきます。
手に持つとこんな感じ▼
コンパクトでスリムなので持ちやすいです。
大きさが分かりやすいようにライターと並べてみました▼
どこにでもある100円ライターです。
コンパクトさが伝わると思います。
上から▼
フタの面は光沢がありロゴも入っててかっこいいのですが、指紋がつきやすいです。
寝かせて▼
側面はマットなブラック。
真っ黒と言うよりは濃いめのガンメタって感じです。
良い感じ。
とにかくコンパクトでスリム!
持ちやすいし、ポケットやカバンにもスポッと収まるのでとても良いです!
ではイヤホン本体を見ていきます▼
手に取ると▼
小さすぎて2本の指で摘まむことしかできません(笑)
本体もケースと同様2つの材質でデザインされています。
そして、光沢部分はやはり指紋がつきやすいです。
3つ並べるとこんな感じ▼
見た目はケース・イヤホンともにスタイリッシュでとても素敵です。
そして何よりコンパクト。
持ちやすさや収まりまでも配慮されたデザインが好印象です。
EarFun Free Pro【レビュー】
実際にEarFun Free Proをメインイヤホンとして1ヶ月以上使っている僕のリアルな評価。
多くの方が、特に気になっているであろうポイントに絞ってレビューしています▼
・外音取り込み機能
・装着感
・音質
・操作性
・低遅延モード
アクティブノイズキャンセリングは普通
EarFun Free Proには3つのノイズコントロールモードがあります。
・アクティブノイズキャンセリングモード
・外音取り込みモード
ノーマルモード
もともと遮音性が高いので、十分静かです。
アクティブノイズキャンセリングモード
ノーマルモードと比べると、確かに静かになります。
さすがに全ての外音を消し去るほどの威力はありません。
そこは値段相応なのかなと。
ただし、ノイキャン目当てで買うにはちょっと物足りないと思います。
しっかりノイキャンしたい方は他のイヤホンをオススメします。
外音取り込みモード
ちゃんと外の音が聞こえるようになります。
イヤホンに小さな穴が空いたような感覚。
「サー」というホワイトノイズがありますが、音質自体は変わらないので気になりません。
まとめます。
正直なところ、「ANC」「外音取り込み機能」は感動はするほどの劇的な効果はありません。
ですが、使い分ける価値は十分あります。
とはいえ前述した通り、しっかりしたノイキャンを求めるなら、他のイヤホンをオススメします。
ちょっと値段は上がりますが、アンカーのノイキャン搭載モデル▼
ノイキャンの評価が高いのでオススメです。
装着時の安定感はバツグン
EarFun Free Proは装着した時の安定感がバツグンです。
個人的に1番気に入っているポイント。
わずか4g(片側)の小さな本体は耳のくぼみにスッポリ収まり、イヤーフックが優しく引っかかります。
マジで落ちる気がしません。
しかも、耳からあまりはみ出ないので、不意に何かに引っかかって「ポロッ」というリスクはかなり低いです。
EarFun Free Proの装着感、本当に良いですよ。
こだわりがなければ十分な音質
音質はバランスが取れていて聴きやすいです。
低音はしっかり聞こえますがほど良く気持ちいいです。
中高音やボーカルもなかなか綺麗です。
変にクセがないのでどんなジャンルの曲でも聴きやすい。
普段使いとして探しているなら十分満足いく音質です。
操作性は良好
操作性はとても良いです。
しっかり反応してくれるので複数タップの操作でも誤操作になりません。
出来る操作が多いので最初は戸惑いますが、すぐに覚えます。
大体よく行う操作は決まってきますからね。
ただ、前の曲へスキップできないのがちょっと惜しいです。
今のところ僕はそこまで困りませんが、いざという時にあったほうが良いのに。
とは思います。
それ以外は何の問題もありません。
低遅延モードは微々たる変化
EarFun Free Proの「低遅延モード」はぶっちゃけ無くてもいいかなと思います。
なぜなら、もともと低遅延だからです。
説明では▼
低遅延モードをオンにすると、遅延を100ms(0.1秒)以下に抑える
とあるのでコンマ何秒の世界、なんとなく変わった気がするレベルです。
EarFun Free Pro【まとめ】
✔︎ イヤホン・ケースがコンパクトで軽い
✔︎ デザインは機能的でかっこいい
✔︎ 着け心地・安定感はバツグン
✔︎ 操作性は感度良し、覚えれば簡単
✔︎ 前曲へのスキップが出来ない
✔︎ アクティブノイズキャンセリングはそこそこの効果
✔︎ 外音取り込みは使えるレベル
✔︎ 音質はバランス良好で聴きやすい
✔︎ バッテリー持ちは十分
✔︎ iPhoneと相性がいい(AACコーデック対応)
✔︎ Bluetooth5.0の端末と接続OK
✔︎ 軽い水洗いなら大丈夫(IPX5)
✔︎ 低遅延モードは微々たる変化
「低価格 & 防水対応」という圧倒的な安心感。
「コンパクトで軽いボディ & 安定性バツグンの装着感」で耳が疲れない。
まさに普段使いに最適です。
さらに、「ANC」「外音取り込み機能」「低遅延モード」というおまけ付き。
それが6,000円代です。
やはり、EarFun Free Proは▼
コスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンです!
というのが僕のEarFun Free Proの総評になります!
ぜひ参考にしてください!