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【Sennheiser CX400BT レビュー】最高級の音を体験できる完全ワイヤレスイヤホン

数々のイヤホンレビュアー達が、「音質No. 1」と賞賛して止まないSennheiser(ゼンハイザー)の最上位モデル『MOMENTUM True Wireless2(モーメンタム トゥルーワイヤレス2)』。

そりゃ誰もが体感してみたいでしょうけど、ぶっちゃけ高すぎて買えません。

 

ただ今回ご紹介するSennheiser『CX400BT True Wireless』は、その最高級の音はそのままでいくつかの機能を減らして価格を抑えたモデル。

しかもセールだとなぜかとんでもなく安くなるんです。

価格を比較 CX400BT MOMENTUM2
定価 25,850円 39,930円
セール価格 13,500円〜18,000円 31,000円〜34,000円

単純に40,000円の音質が最安値だと13,500円で手に入るということなので即買いしました。

 

ケンノスケ

この記事では、CX400BTを使ってみて分かった「スゴいところ」「惜しいところ」をご紹介しています!

MOMENTUM2との違いも簡単に解説しているのでぜひ参考にしてみてください!

さっそく結論から言うと、Sennheiser CX400BT は。
✔︎ 音質は本当にスゴい!
✔︎ 使いどころはやや限定される?
✔︎ セール価格で買うべし!

音楽を優雅に楽しみたい方にオススメの

完全ワイヤレスイヤホンです!

 

以下にレビューのポイントをまとめました▼

スゴいところ

音質は本当に良い

遮音性が非常に高い

タッチ操作がしやすい

アプリで音をカスタマイズ

アプリで操作もカスタマイズ

・iPhone・Android共に相性が良い

惜しいところ

防水性能がない

遮音性が高すぎる

片耳使用は右のみ

 

正直なところCX400BTを定価(約26,000円)で買うのはちょっと割高に思います!

もし買うならセールでほぼ半額(約14,000円)になった時が狙い目です!

現在の価格を見てみる▼

≫ 【メーカー別】ワイヤレスイヤホン一覧で比較!31社198機

Sennheiser CX400BT の「スペック」(MOMENTUM2との違い)

Sennheiser(ゼンハイザー) はドイツの大手オーディオメーカー。

イヤホンをはじめヘッドホンやマイクなども有名で、プロ仕様のハイクオリティーな製品を数多く製造しているメーカーです。

 

そんなSennheiser の最高音質お買い得モデル『CX400BT』のスペックをMOMENTUM2と比較してご覧ください。

  CX400BT MOMENTUM 2
価格
※時期やセールなどによって変動します
13,500円~25,850円 31,000円~39,930円
カラー
コーデック SBC、AAC、aptX SBC、AAC、aptX
Bluetoothバージョン Bluetooth5.1 Bluetooth5.1
防水性能 IPX4
重さ イヤホン(片耳):6g
ケースのみ:37g
イヤホン+ケース:49g
イヤホン(片耳):6g
ケースのみ:58g
イヤホン+ケース:70g
バッテリー 7/20時間 7/28時間
充電時間 イヤホン:1.5時間
ケース:2時間
イヤホン:1.5時間
ケース:2時間
接続端子 USB TypeC USB TypeC
ドライバーユニット 7mm径ドライバー 7mm径ドライバー
操作 タッチセンサー タッチセンサー
ANC ⭕️
外音取込 ⭕️
片耳使用 ⭕️(右のみ) ⭕️
ワイヤレス充電
専用アプリ ⭕️ ⭕️
その他

 

大きな違いは、ノイキャン・外音取込機能がなく、防水に対応していないところ。

あとは充電ケースのバッテリーが8時間ほど短いです。

ただその分ケースはコンパクトで軽くなっていますね。

 

そして、値段の方はセールなどによって変動しますがCX400BTの方がだいたい15,000円程安いです。

Sennheiser CX400BT の「実機をチェック」

ではCX400BT実機を見てみましょう。

実物の雰囲気が伝わるようにたくさん画像を添えているので参考にしてくださいね。

 

パッケージ▼

CX400BTはブラックとホワイトの2色展開です。

僕はブラックを買いました。

 

同梱物▼

・ イヤーピース(4サイズ)
・ USBケーブル(TypeC)
・ 取扱説明書×2(日本語対応)
・ セーフティガイド
・ 規格情報

イヤーピースは全部で4サイズ。

1サイズずつジップロックに入っているのが嬉しいです。

 

説明書はちゃんと日本語に対応しています。

 

ケース正面▼

充電ケースの全体はマットなブラック。

フタ部分にシルバーのブランドロゴがきらりと光ります。

シンプルなデザインがとてもかっこいいです。

 

大きさはとてもコンパクトなのでポケットやバックに収まりやすいです。

 

ケース背面▼

背面にUSB TypeCの差込口とインジケーターとボタンが付いています。

 

ボタンを押すとインジケーターでバッテリー状況の確認が可能▼

点灯色 バッテリー状況
多い
半分くらい
少ない

ざっくりとですがボタンを押すだけで確認できるのは結構便利です。

 

オープン▼

ケースの造りはかなりしっかりしています。

フタにバネが効いているので、グワっと開いてパタンと閉じる。

使っていて気分がいいです。

 

イヤホン表▼

イヤホンもケース同様シンプルでかっこいいデザイン。

ブランドロゴが表記されている面でタッチ操作を行います。

 

イヤホン裏▼

裏は耳にフィットしやすいように丸みのある形状になっています。

 

イヤホン重量▼

イヤホンの重量は左右で12g。

標準的な重さとなっています。

 

ケースのみ重量▼

ケースは空の状態で36g。

まあまあ軽い方です。

 

イヤホン+ケース重量▼

イヤホンを収納した状態で49g。

トータルで50g以下は比較的軽い部類に入ります。

 

 

 

Sennheiser CX400BT の「使用感レビュー」

「装着感」優しく密着

CX400BTの着け心地がバツグン。

丸みを帯びながらも平らな形状が、優しく広く耳を覆ってくれます。

柔らかいものを着けているくらいに感じます。

正面から見ても耳からポコッと飛び出ないので悪目立ちしません。

 

さらに、遮音性が非常に高く、着けた瞬間「しーん」となります。

これならノイキャンなくても耳栓代わりに使えるし、音楽に没頭できます。

 

「操作性」高級感のある感度

CX400BTは操作性もグッド。

特に感度がズバ抜けて良いです。

 

タッチセンサーでありがちなタップに反応するまでのラグがほとんどなく、スムーズに操作ができます。

 

しかもタップするたびに操作音が「ピッ」と鳴ってくれて、ちゃんと反応しているかがわかりやすい。

例えば2回タップだと「ピッピ」と音を確認しながら操作ができるので間違えません。

 

この品のある操作感は感動すら覚えます。

 

さらに、CX400BTはできる操作もひと通り揃っています。

デフォルト
音楽操作
1回タップ 再生/一時停止 音声アシスタント
2回タップ 曲戻し 曲送り
長押し 音量を下げる 音量を上げる
通話操作
1回タップ 通話の応答/終了
2回タップ 通話の拒否
その他の操作
左右同時に3秒長押し ペアリング

しかもこれ、専用アプリを使えば自分の好きなようにカスタマイズできるんです。

この辺りはやはり高級イヤホンならではの機能。

 

「音質」全てが美しい

これまで、CX400BTのスゴいところを挙げましたが、本命は何と言っても音質です。

僕は他にもいくつかイヤホンを持っていますが、音楽を聴くとなったらまあこいつで聴きます。

CX400BTで聴くと気分の上がり方が全然違うんですよ。

 

何がどう良いのかというと、とにかく音が綺麗。

全ての音の輪郭がクッキリしているんです。

「ここはこんな感じに鳴ってたんだ⁉︎」

って感動します。

 

音の傾向としてはめちゃめちゃバランスが良いと感じました。

 

低音は後ろからしっかり鳴っていて、中音域はその手前や横から綺麗に響いている。

高音は尖っていないので耳が嫌がらないのに、シンバルなどの細かい倍音まで聴き取れるほど鮮明。

それでいてちゃんとボーカルがセンターで歌っている。

まさにバンドの立ち位置で音が鳴っているような立体感です。

 

これならどのジャンルでも合う、というよりこの音質ならどの曲でも良く聴こえると思います。

 

「専用アプリ」で音と操作をカスタマイズ

専用アプリを使えば、音のバランスと操作を自分好みにカスタマイズが可能。

 

音のカスタマイズ方法は2パターンあり、自分のやりやすい方で調整することができます。

下の2枚の画像は、どちらも同じ音のバランスに調整しているもの。

左は、ポインターを自由に動かして調整するパターン。
右は、音域ごとに調整するパターン。
操作のカスタマイズ画面はこんな感じ▼
デフォルトでは何も設定されていない3回タップにも操作を割り当てることができます。
ただし、音量調整の操作を変えることはできないのであまり変えどころはないかもしれません。

Sennheiser CX400BTの「惜しいところ」

やっぱり防水は欲しい

これは買う前から分かっていたことですが、CX400BTには防水性能がありません。

 

装着したままトイレに行ったり、手を洗ったりする時などはどうしても不安になってしまいます。

 

「万が一水に濡れてしまっても大丈夫」という安心感はあるに越したことはありませんからね。

できればIPX4くらいはあって欲しかったなと思います。

外音取り込みだけでもあれば

CX400BTは遮音性が非常に高いと前述しましたが、逆に高過ぎるとも言えます。

 

外音取り込み機能が付いていないため、周りの音を聞き取りたい場合は、

・ 音量を下げる

・ 一時停止する

・ イヤホンを外す

などの手間がかかります。

 

音楽を聴くぶんにはこの高い遮音性が有効に働きますが、周囲の音を取り入れたい場面ではそこがネックになってしまいます。

 

本当に性能が良いイヤホンなだけに、外音取り込み機能さえがあればなと思います。

 

片耳使用は右のみ

CX400BTは片耳でも使用できますが、親機である右側だけしかできません。

 

そこまで不便に思うことはないですが、どうしても左側だけで使用したい場面もあると思うので惜しいポイントとしました。

 

両耳⇔片耳の切替はスムーズです。

両耳で使用中に左のイヤホンをケースに戻した場合、音が途切れることなく左のイヤホンの電源が切れます。

 

右側だけで使用中に左のイヤホンをケースから取り出すと、一瞬音が途切れて両耳に切り替わります。

 

 

どうしても左で使いたいときは不便ですが、性能は問題ないので良しとします。

 

Sennheiser CX400BT の「レビューまとめ」

というわけで、Sennheiser CX400BTのレビューは以上になります。

 

音質の良さや遮音性の高さはピカイチですが、防水非対応や外音取り込み機能がないなど、多少の使いづらさはあるのかなと。

 

僕の場合、普段使いには別のイヤホンを使っていて、CX400BTはまったり音楽に浸りたい時に使用しています。

2台目に音楽鑑賞用として買うのも1つの手ですよ。

 

あとは、絶対にセール価格で購入するべき。

ほぼ半額なのでめちゃくちゃコスパ良いです。

 

ケンノスケ

もともとは新生活セールとして2021年3月24日までだったのですが、5月になった今でもセール価格のままなんですよ!

もしかしたら定価では売れないから、単純に値下げしたのかもしれません!

 

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